香川行ってきた2018 その1

昨年も行った香川にまた行ってきました。
去年の記事には「食べ物編」とか書いといて、その後「聖地巡礼編」や「観光編」なんかに続く予定だったんですが、写真をついったーに小出しにしたり、勇者の章本編のとんでもねえ終わり方(褒め言葉)を見たりしている内に更新をすっかり忘れ、そんなことをしている内に写真データを保存していたHDDがぶっ壊れるという派手な終わりを遂げました。

だからもう一回写真撮りに行こう、というわけでもなく、また観音寺まんじゅうとかうどんとか骨付鳥食いたいななどといった純粋な食い気が原動力。
もう、ロケ地だぁ聖地だぁという話ではないというね。

目的の大半、これだもの。

というわけでまずはうどん。
1軒目は坂出市の「彦江」。水曜どうでしょうの「四国八十八ヶ所3」最終夜にも登場し、番組スタッフからのメッセージでも「山越」を超えた、との話も出ているお店です。

手打ちうどん 彦江


こちらの看板と、周囲の「のんのんびより」を思わせる田園風景が目印。店の外観は人ん家の一角を食堂に改装しました、という海の家みたいな感じ。

開店は10:45とちょっと遅め。やや早く着いたので店の前で待ってたところ、のれんを出しに来た店員さんに「開きましたよー」って声をかけてもらえました。

このお店は丸亀製麺とか、はなまるうどんと同じように、トレイを持って天ぷらとかピックアップして、うどんを注文して、精算してから席に着くセルフ式。
で、おでんの厚揚げをピックアップし、小エビのかき揚げをピックアップし、普通のうどん屋にはまず存在しないであろう焼きめしをピックアップし、うどんは「名物」と銘打たれていたきつねうどんに決定。

やりすぎだ

…とはいえ、これだけ食べても「きつねうどん小(230円)+厚揚げ(100円)+かき揚げ(100円)+焼きめし(150円)=580円」と恐るべき激安っぷりなのであった。
うどんがうまいのは言うまでもなく、出汁のじんわり効いたきつねあげ(厚揚げと同じくらいの分厚さ!)と、「炒飯」ではなくあくまで「焼きめし」である焼きめしの焼きめしっぷり(伝われ)が素晴らしかった。量も小さなおにぎり一個分くらいで少なめなのがいい。こういう、劇的にめっちゃ美味い!じゃなくて、ほんのりまったりおいしいのって食べてて嬉しくなっちゃうね。

さて2軒目は通称「善通寺の山下」。こちらもどうでしょうスタッフが紹介していたお店。

山下うどん


どうでしょうのサイトでは

「山下」は、お世辞にもうまそうには見えない「国道沿いのドライブイン」のような外観を呈していた。

なんて書かれていますが、今現在は改装して場所もちょっと移ったらしく、立派な外観でした。駐車場も広く、店内も広く、店内も賑わっていました。

後光差したみたいになってるけど、よく見たらこれトイレ棟である。

このお店もトレイを持っておでんや天ぷらを拾っていくセルフ式。何年煮〆っているのかと問いたくなるようなスゴい色のおでん什器が気になりましたが、私は彦江で食いすぎているため…

シンプルに冷たいぶっかけうどん小(280円)のみ。
こちらも普通にうまいんですが…

うどんのコシがもう、絞め殺す気か!ってぐらいにスゴイのだ。究極のコシコシを味わいたいマニア諸兄は、悶絶必至の麺である。

なんと言っても「コシ」の強さが乱暴だ。一度にかきこむと喉奥で窒息しそうになる。お互い「やるか」「やられるか」。格闘技のようなうどんである。

という、どうでしょうスタッフの文章で異常に期待値が上がってしまっていたのか、(これだったら今池の「麦福」の方がコシ強いよなあ……)などと思ってしまいました。

こちらはおそらく旧店舗の頃から使われていたのであろう看板。サビがすごいことになっています。

初日のうどんはこの2軒で終了。

観音寺市に移動して、道の駅とよはま行ったり、三架橋とか銭形砂絵とか有明浜を堪能して。

道の駅とよはまの例の自販機

晩ごはんはやっぱり、じゅじゅ庵の骨付鳥。

骨付鳥 じゅじゅ庵

若鶏と親鳥

さすがに2羽食うのは無理なので、私は親鳥だけ頼みました。友人は両方を注文していたので、若鶏を少し分けてもらいました。
今回はハサミを付けてくれたので、食べるのも取り分けも多少楽になりました。まあ最終的には骨に直接かぶりつくという、腹をすかせたゾンビみたいな食べ方になるのは変わりありません。

成れの果ての図

ご馳走様でした。
うまかったが、やはり親鳥はアゴが疲れる。来年来たら若鶏の方かなあ。

2日目に続く

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