ニコニコ動画にアップしたバグ動画の解説とか色々。
(コメントなどで出てくる用語が分からない、という方はヒテッマンリスペクト&用語まとめ Wiki*をご覧ください)
私がアップしてるバグ動画は音楽がメインです。
ここでは動画作成時の話を書きます。より突っ込んだ話はこちらで。
→ゲームボーイ版テトリスの解析とイルーム音楽
【イルフェスリスペクト】テトリスイルーム
初バグ動画。
ゲームボーイ初期の名作であり、名曲の宝庫でもあるテトリスを使いました。 完全に手探りで、生成センターさんがなければ何もできない状態でした。 中盤にB-TYPEの曲冒頭で出てくる音(おそらく波形メモリ音源)がファイナルファンタジー~魔界塔士サガあたりのスクウェアっぽいカッコ良い音。この後、再現できてません。
【イルフェスリスペクト】テトリスオンチ
テトリスのタイトル画面の曲はループせずに一周で終わる前提で作られているので、他の矩形波・波形メモリ音源の3パートをループするように設定すると、必ずノイズパートはこのように暴れだします。
【イルフェスリスペクト】テトリスオンチ2
ひどい。 まったく原型を留めていないのは、リアルタイムで即興演奏的にメモリ内容を操作しているため。リズム以外は何もかも間違っています。
中盤のプレイ部分は早送りじゃなくてフェードで飛ばすべきだったと思う。「録画したものは使わねば」という貧乏性が現れている。
ネームエントリー画面の曲(超名曲)を使ってるのは今のところこれだけ。腐ってますけど。
映像部分は自分で拡大したものの、ニコニコ動画側の再エンコードに任せた方がマシな気もする。
【イルーム音楽】テトリスイルーム2
矩形波パートに波形メモリ音源パート用のポインタを渡したり、B-TYPE演奏時にA-TYPEのポインタを渡したりして、意図的に曲を混ぜています。
美味しいところはコロブチカが全部持っていってる感じになりました。
アルカノイドで壊せないブロックに当たった時のような「キンッ!」という音が気に入っています。
【イルーム音楽】テトリスエンツ
音を出すタイミングを変えるメモリ位置(0xDF81~82)が分かったので、そこを重点的にいじっています。
超絶技巧なんだけどものすごい気まぐれな演奏家、という感じになりました。
【イルーム音楽】MSX 魔城伝説II ガリウスの迷宮をバグらせてみた
ヒテッマンリスペクト&用語まとめ Wiki*を見ても、MSXでのバグ動画は存在しないようなので、じゃあ私が、ということでやってみた。
(PS版のMSXコレクションのバグ動画は存在した模様)
バグ用語で言うところの「さいしょから」が再現できたのは嬉しい誤算。もっとも、この部分のメモリ(0xE100から6バイト)をいじると、画面切り替え時に必ずフリーズなり再起動なりがかかるので、最終兵器ではある。
このゲームの音楽はもともと好きだったのだけど、グラディウス2やスナッチャーで知られるSCCが搭載されていないことは今回初めて知った。(続編の「シャロム」はSCC搭載)
MSXの内蔵音源である矩形波3音+ノイズ(YMZ294と同性能、いわゆるPSG/SSG)だけでこれだけキレイな音楽が流せるのか……と普通に聴き惚れてしまった結果、イルーム音楽作成のペースは捗らなかった。
【イルーム音楽】MSX 魔城伝説II ガリウスの迷宮をバグらせてみた その2
その1の時にヘボかったキャプチャ環境を改善してみた。意図的にバグらせた部分以外での音声の劣化は減らせたと思う。
DEMETERとWORLDはバグらせるのが申し訳ないほどの名曲。やるけど。
1 thoughts on “バグ動画の解説”