珍しく本数見たので感想でも残しとこうかと。
- ゆるキャン△
- 何きっかけで見始めたのか忘れてしまったけど、素晴らしく良いアニメでした。
ゆゆゆ以外でアニメを複数回見ることはほとんど無いんだけど、このアニメは10回以上見ている回がほとんどなんじゃないか、と思うほど見た。1話のアバンにみんなでキャンプやってるシーンが入るから、最終的にはそうなるんだろうなーというのは分かるんだけど、すごく丁寧にリンが仲間に入っていく経緯が描かれていることと、「ソロ→寂しい グループ→良い」みたいな感じではなく、どちらも別個でどちらも良いものだ、という風に表現されている点がとても良かった。
(例えば、ヤマノススメもみんなで登山するシーンが多いんだけど、別の回では楓さんが一人で縦走行ってたりしてていいよね、とかそんな感じ)SMSで会話してるシーンのノリの良さも良かった。リンと斉藤の「空腹で死んじまったぞこのやろう」とかあの辺。9話のアカウント乗っ取り(←言い方)でのモノマネも最高だった。文字と声だけでも惹きつけられる、上手な声優さんに恵まれていたと思う。イヌ子(犬山)の「うそやでー」は癒やし。
メインキャラの良さは言うに及ばず、途中から登場するキャラをじわじわ出してくる演出も良い。グビ姉とか「肉、喰うかい?」のコーヒーのCMに出てきそうな爺さんとか。
肉といえば、飯テロ的にもすごいものがあった。6話の焼肉妄想回はメタル賽銭箱への物欲も相まって、大変ひどかった(褒めています)音楽は「けものフレンズ」での活躍も記憶に新しい立山秋航。実に「いかにもこーいうシーンで流れる」感じのまったく違和感なく映像を盛り上げてくれる劇伴は、縁の下の力持ちなんてレベルを超えて、もうひとつの主役と言ってもいい。
音楽ではないけど、大塚明夫のナレーションにも同様のことが言える。スネークの解説付きでキャンプしたい
#ゆるキャン pic.twitter.com/LHUniK3WiX— 村光 (@muramitsu__) 2018年2月21日
このツイートには笑った。劇中BGMに負けず劣らず、OP/EDも素晴らしかった。特にエンディングの「ふゆびより」は情感たっぷりで心に沁みてくる名曲。
……で、そんな名OP/名EDをお遊びに使う監督(3話では中盤くらいで「ふゆびより」がラジオでかかって「え!もう終わり!?」ってなるし、9話では通行止めで「SHINY DAYS」まで止まる)メタ視点で、わすゆ民にとっては、なでしこ(花守ゆみり)が楽しそうにしているだけでちょっとクるものがあったりもした。
ここまで書いてきて分かったんだけど、この文章終わらんな。とりあえずここまで。
あ、最後に一点だけ。最終話でみんなで上映会してるけど、これって水曜どうでしょうの原付シリーズのどれかだよね?
この後のリンとなでしこの会話でも触れてて「浜名湖の近くを通ってた」ということなので、2011年放送の「原付日本列島制覇」ですね。 - ポプテピピック
- この冬一番のダークホース。まあなんかツイッターで盛り上がってるし、1話だけ見てみるか……って見てたら最終話まで見てた。
初見の印象はニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン(ザ・TVショウ含む)に次ぐインパクトであった。
あー、これは「深夜アニメ」というより「深夜番組」なんだなーと。ウゴウゴとかポンキッキ、昼間の教育番組チックな要素もあって。
特に2話のストップモーションアニメ、8話の砂絵はすさまじかった。今の時代にあえてこのアナログをやるのか!と。
あと、基本AC部のパートは「動く根本敬」という感じであまり好きではないんだけど、7話のヘルシェイク矢野の動く紙芝居もアナログの極地。圧巻。次の回に何やるのかさっぱり分からん、という期待感とも不安ともつかない何かがこの番組の一番の魅力だったなあと思います(正直、そんなに面白くない回もあったし)。
これ、二番煎じはなかなか難しいというか、できないんだろうな。 - 三ツ星カラーズ
- あれ?これ原作ばらスィー?と思ったら違った。
日常系ではあるんだけど、上野というごった煮的な魅力のある街を舞台に、決して単なるよい子とは言えないタイプのクソガキとアホの子3人組が主人公という安心して見ていいんだかいくないんだか分からんズレが特徴的。
「仕方ない、滅ぼそう人類」とかいうセリフが出てくる程度には不穏ですが、まあ特にすごい事は起こりません。博物館行ったり、動物園行ったり、かくれんぼしてる最中に一人ほっぽっといて3DSのすれちがい通信目当てで他の街行っちゃったりする程度で(ひでえ
7話のゾンビ回が一番おもしろかった。上野の人たちノリいいな。 - りゅうおうのおしごと!
- 原作をちょうど去年の12月に読み始めてめっちゃハマってて、将棋好きの友人に薦めてみたところ「確か冬アニメですよこれ」と聞いたので視聴。
原作1巻の内容で3話まで。物足りないシーン(金沢カレーでトリップするところが無いとか、あいの「こうこうこうこう」が想像してたより遅いとか)はあるものの、まあこんなものかなと思って見ていたのだけども……
2巻からは1冊で2話の配分。ここで月光会長と八一の対局がカットされてしまう。
3巻分では桂香さんの「っしゃあー!!」バチーン!→「桂香さんが壊れた……」のシーンがとても「壊れた」と言われるとは思えないほど大人しくなってしまい……なんというか全体的に急ぎ過ぎていて、物足りない、もったいない印象。原作のダイジェストになってしまっていると感じた。
原作ではほぼ出てこない具体的な局面が実際に映像になっているので、局面を見て形勢が理解できるならもうちょっと楽しめたかもしれない。
原作1巻の初っ端に出てくる花見のシーンが最終話のラストになっていたのは良かった。 - だがしかし2
- 1期の時は30分アニメだったのが15分アニメに短縮された、逆ヤマノススメ方式(何それ
1期の時は30分を持て余してると思っていたので、15分になってキレが良くなったのは嬉しい。内容にちょうどよい分量になったと思う。
騒々しさの間から時折見える「切なさ」のようなものがこのアニメのミソだと思う
……んだけど、それはさておき7話から登場する尾張ハジメがたいへん性的で良いです。
原作コミックが最近完結したそうなので、ぜひ3期でラストまでやってほしい。 - 新幹線変形ロボ シンカリオン
- ニチアサならぬ土アサの子供向けアニメ。いや、↑で感想書いてるアニメも全部Amazon Primeかdアニメストアで見てるから、時間帯あんまり関係ないんだけど。
「父親が優しいエヴァ」とか言われているのを見たんだけど、どちらかというとマジェスティックプリンスだと思いました。字幕も明朝じゃなくて楷書だったし。
新幹線つながりでガオガイガー(ライナーガオー)とかも。
他に見るアニメを増やしていった結果、シンカリオンは4話までしか見ていません。続きはまあ、気が向いたら。 - ウォッチリストに入れただけのもの
- 「宇宙よりも遠い場所」と「ハクメイとミコチ」
そのうちみます。多分。