ニコニコ動画にアップしたMAD動画の解説というか、弁明というか。
【MAD】結城友奈はYouはShock!である
チャリで走ってたら「『勇者』と『You は Shock!』は似ているな……」と突然お脳に飛来したので作成。
アニメのOPなら1分半だし楽勝だろうと思っていたが、最初の思いつきから完成まで2週間かかった。かかり過ぎ。
戦闘シーン大盤振る舞いの5話を最高画質で録画しておかなかったのが最高に悔やまれる。
先頭に「ネタバレ警報」を入れたのは、タイトルやコメントに入れるより効果的だろうと思ったのと、１作目の雑MADを作り直したかったため。
作り方は以下の通り スマホがアップになってるシーンの画像をiPhoneに転送
↓
iPhone上でiPhone/iPad用 写真加工アプリ「PERSTEXT（パーステキスト）」を使い、文字部分を作成
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Windowsに文字部分の画像を転送して、GIMPで文字部分以外を透過にする
↓
Aviutl上で背景と合成。文字部分のみフェードイン、フェードアウトを入れて、警告音と合わせる
……ということをやっているので、技術的には一番手間がかかっているのが冒頭の6秒だというマヌケな話。
Aviutl+拡張編集だと音声部分の波形がタイムラインに表示されないので、音と映像のタイミングをあわせるのが難しい、というところが今の課題。
他に無料で使える動画編集ソフトはWindowsムービーメーカーくらいなんですが、ビシッとタイミングがあったMADを作ってらっしゃる方はどんなソフトを使ってるのでしょうかね。
【MADはネタバレが少ない】結城友奈は勇者である×隣人部「僕らの翼」
サムネイルははがない風ロゴにしようと思ってたけど、最初にランダムで表示されたのが牛鬼のアップで、思わず吹いてしまったのでそのまま決定。
「僕は友達が少ない」は原作がめちゃくちゃ面白くて、アニメも2期(はがないNEXT)の出来がものすごい良かった（特に2～9話はその回の内容とDVD/BDのCMが連動するとか、そこまでやるか!?という凝り具合だった）し、OP/EDの歌詞も曲も好きでした。
カラオケではがないNEXTと、ゆゆゆの歌を歌うと自動的に目から汁が出て歌えなくなります。
私の汁の話は置いといて。
好きなアニメの映像に好きなアニメのテーマソングをつければすげー良い物ができるのでは？と思って、はがないNEXTのED「僕らの翼」に、ゆゆゆの映像をつけてたんですが、これがなかなかうまく行かない。
パパパッと静止画が切り替わるところは作れたものの、元のEDで映像が動くようで動かない、微妙にスクロールだけしてる感じのシーンが多く（EDですから）、うまく噛み合うシーンがどうも見つからない。
で、とりあえず一旦ほっぽっといて、最近見たアニメのOP/EDを、ゆゆゆのOPに組み合わせてみたりして遊んでたところ、「あれ？OPにそのまま『僕らの翼』合わせたら良くね？」ということに気付きました。
合わせてみたら、それまで試行錯誤してたどの映像よりも合っていたというね…… あとはタイトルロゴ作って、画面をパパパッと切り替えるところを合わせて、
はがない風タイトルロゴ作成はこちらのサイトを使わせて頂きました。
はがないジェネレーター – 僕は友達が少ない風画像を自動生成
今アクセスしたのでもう一枚作ってみた。ほっといてやれ。
オタクとロゴタイプ こちらのサイトによると、はがないのフォントはモリサワのタカハンドという物らしいんですが、モリサワフォント高いんだよねこれが。
とても買えないので、動画中で「僕らの翼」って出してる箇所は手持ちのダイナフォントのPOP体でごまかしました。
で、「主題歌差し替えMAD」タグ付けてニコニコ動画にアップして一段落してたら、関連動画で「夜ノヤッターマンのOPを結城友奈は勇者であるにしてみた」が出てきました。
こちらの方が明らかに合っていて、ものすごい負けた感。
てか、夜ノヤッターマン面白いよね。2015年冬の中では一番どうなるかが楽しみなアニメです。
【MAD】結城友奈は勇者である×Rammstein「Feuer Frei!」
Rammsteinはそんなに数聴いてるわけではないんだけど、トリプルXというバイクで空を飛ぶバカ映画の中で使われてたのが印象的なこの曲は好き。
歌詞と日本語訳をこちらのサイトで読んで、動画を作る参考にしました。動画中では2番はカットしてます。
Rammstein + Mutter 歌詞 対訳 +
サビの“Feuer Frei!”のところに「我、総攻撃を実施す！」あたりのシーン（サムネイル画像にもなってるこれ）、“Bang bang!”で砲撃してるシーンを合わせたらいいんじゃないか、とだけ考えて作り始めた。
1番に変身シーン、いったん曲がおとなしくなるところに8,10話の考えこんでるシーンを入れて（東郷さんの変身シーンはなんでこんなエロいというか、性犯罪の現場っぽい感じなんですかね……）
などとやっていたら東郷さん以外の登場シーンがほぼなくなったので、いっそのこともう東郷さん一人でいいんじゃないかなと開き直った。
そのっちとミノさんは文字通り「友情出演」ということで。
で、友奈を始めとして東郷さんを止める人が一人もこのMADにいなくなった結果、このようなラストになりました。めでたくもなし、めでたくもなし。
東郷さんメインのMAD作るならoasisの「Morning Glory
初っ端に入れた「ネタバレ警報」は例によってiOSのPERSTEXTで作成。音は沙羅曼蛇のボス直前のボイス「An intruder has penetrated our force field.」
参考：グラディウス台詞集 （英語ボイスの解説）
aviutlの拡張編集で元の画像と「ネタバレ警報」入れた画像を重ねて、文字が入ってる方の画像を透明度0～100でランダム表示してます。
次は何のシューティングゲームを元ネタにしましょうかね（手段と目的が入れ替わる例）
◆忍◆結城友奈は勇者である×BOOM BOOM SATELLITES「Back in Black」◆殺◆
ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨンのOP曲、BOOM BOOM SATELLITESの「Back in Black」をゆゆゆOPの映像に合わせてみました。
間違い探し的なもの。
- ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1 ebtenDXパックの特典の忍殺Tシャツがモップと一緒にぶら下げてある
- ホワイトボード？がBOOM BOOM SATELLITESのアルバム『SHINE LIKE A BILLION SUNS』のジャケットになっている
- 勇者部ポスターがニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1
の表紙になっている
- 樹海化警報が樹海化重点になっている
- 「攻撃を受けている」「実際危険」ウインドウが追加されている
一個上で書いた物理書籍表紙やジャケ絵などもそうですが、GIMPでレイヤー追加したところに貼りつけて、GIMPのツール→変形ツール→遠近法 でパースを付けます。
こんな感じ。
で、このレイヤーだけを透過PNGで保存して、aviutlの拡張編集に読み込ませると出来上がりです。
ウインドウの元ネタにしてるのはニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン1話で、ミュルミドンがニンジャスレイヤーをHUDで解析しているシーン。
ヤモト=サン。
背景を透過にして保存し直してから拡張編集に読み込み。
拡大率とX軸を可変にします。
忍殺OPの「Back in Black」は1:33くらいあって3秒ほど余ってしまったので、友奈の勇者パンチで画面がホワイトアウトして以降の大橋～部室のシーンの再生速度を70%くらいに下げてむりやり尺を合わせています。
再生速度を上げるぶんには良くても、下げると映像がガクガクしてしまうので、いっそのこと忍殺OPみたいにコマ落とし＋拡大とかした方が良かったかも。
コメントで「勇者部五ヶ条！一つ！アイサツはキチンと、古事記にも書かれている。」というのを頂きました。ワザマエ！
【MAD】結城友奈は勇者である×ベルサイユのばらOP「薔薇は美しく散る」
最初はエンディングの曲「愛の光と影」のアンドレの台詞（「オスカル！オスカール！」ってやつ）に東郷さんの「友奈ちゃーん！」てシーンを合わせようかと思ってたんですが、オープニングの方が歌詞が合うのでそっちに変更。
間違い探し的な物もベルばら関連が多いです。
- 黒板のチョーク置くところにコミック版ベルサイユのばら単行本2～3巻
- 棚のガラス戸のところに園子様
- 園子様の隣のロッカーの左扉に「鷲尾須美は勇者である」の単行本表紙
- ロッカーの右扉に宝塚版ベルサイユのばらのパンフレット表紙
園子様は、ベルサイユのばら→バラ→園子様 という安直な連想で。青いバラなんですけどね、園子様は。
樹海化警報は背景部分のそこら中でバラが赤く染まっていきます。
太陽が出てくるかわりに白バラ。
テロップありの映像の上に、テロップなしの映像を合成モード「減算」透明度「50%」で重ねてテロップのみを浮かび上がらせて、その下にバラの画像を表示してます。
実はムダに手間がかかっています、ここ。
【MAD】○○○○は勇者であるシリーズ グラディウスII風タイトルデモ
ガメラ２予告編風のMADを見まして、
ガメラ２→G2→グラディウスIIという連想と、乃木若葉→鷲尾須美→結城友奈で三作あるからタイトルデモが作れるな、ということで作成。
グラディウスII タイトルデモの元ネタはこちら
元のタイトルデモももちろん良いんだけど、ファミコン版とPCエンジン版のオリジナルOPもすげえ良いですよね……！
自分の動画の話もしよう。
元ネタに合わせて、色は全体的にセピア調にして、結城友奈のタイトル出てくるあたりで彩度を上げるようにしました。
5人分の変身シーンは、まずこーいう感じで画面を5分割して一部だけ透過するマスク用pngデータをGIMPで描きまして
5人分の変身シーンをマスクに合わせて縮小したり位置合わせをして
という作業を5人分やります
こういう地味な作業は嫌いではありません。
そいえば、これ編集してて気付いたんですが、東郷さんだけ変身ボタンを押すシーンの主観カットがないんですよね。Studio五組・仕事集01(P172)にはあるんだけど。
ひょっとして私が見逃してるだけだったりしますか。
あと、「CREDIT 00」と「PLEASE INSERT COIN」のドット拾うのがめちゃめちゃ楽しかったです。
……アップした後で、グラディウスIIは「INSERT」じゃなくて「DEPOSIT」だったということに気付くわけですけども。
「あとはR-TYPEネタがあれば御三家そろい踏みか（錯乱）」というコメントを頂きました。参考→横STG御三家
が、R-TYPEってグラディウスII/IIIみたいなオープニングや、ダライアスシリーズのWARNINGみたいな演出のないストイックなゲームなので、MAD化するのはちょっと難しいですね……私がR-TYPE I/IIとLEOしかプレイしたことがないからかもしれませんが。デルタとかFINALやってればまた違うのかも。
ところで、R-TYPE LEOの家庭用移植はまだかのう。
【MAD】結城友奈は勇者である ウルトラマン風OP
改めて見ると、サムネイルの出オチ感がすごいですね。
言うまでもなく、BD特典の結城友奈は勇者であるS「その名は国防仮面」でウルトラセブンネタが使われていたところからの発想です。
冒頭の、元ネタで言うと「ウルトラＱ」がぐるんぐるんしているところはディスプレイスメントマップの回転変形を、左と右で2個使ってます。こんな感じ。
なんか今「神砂嵐」って言葉を思い出した（どうでもいい）
↑この画像では回転変形が165.9という中途半端な数字で終わってますが、もちろん0で（歪んでいない）正常な表示になります。
「ユウキユウナ」（ウルトラマン）の文字は警備隊フォントを使用しました。
サブタイトルと登場怪獣の部分はやさしさゴシックボールドとDF極太ゴシック。必要に応じて縦長(100:140とか150)にリサイズしてます。
「護国星人」ってなってるのは、参考のために見ていたのが第二話（バルタン星人登場）だったため。
背景は5人+2人それぞれのイメージカラー。精霊が出るシーンも、その精霊の持ち主のキャラの色で。（国防仮面の背景青と、サブタイトル・登場怪獣の背景赤は例外）
下から上にスクロールしてるのはノイズのエフェクト。色が変わる時に瞬きするように上下にワイプするのはグラデーションの設定です。
影絵はほとんどがアニメOPからですが、義輝はアニメ5話の「出陣～」ってほら貝吹くところ。
そのっちは結城友奈は勇者であるSの立ち絵。国防仮面は同じくゲームの一枚絵。
銀ちゃんは鷲尾須美4話の「またね」のところです。
それと、影絵のエッジをごまかすためそれっぽい雰囲気をだすため、全体にぼかしのエフェクトをかけています。
昔のTBSのロゴ、カッコ良かったよねーってことで、左側に一本足して無理やりMBSロゴにしました。
ニコ動のコメントでここに反応してくれてる方がいて嬉しかったです。
1 thoughts on “MAD動画の解説”