Dlifeでの再放送も終わっちゃいましたね。
今回は最終話を見てて、ふと気付いたことなど書いていこうと思います。
ビジュアルファンブックは6/30、明日発売です!……なぜかもう手元にあるわけですが、一応中身については正式発売日が過ぎてからということで。
まずは6話から。
検査入院する東郷さんを、友奈が病室へ連れて行くところ。

左から右に移動しています。
こちらは12話。

東郷さんは友奈の病室に向かう際、画面の右から左に移動します。
この後のシーンで松葉杖が一本になっても同様です。
他のシーンも調べていくとこれがなかなか手が込んでまして……

夏凜の海辺での鍛錬(この画像は6話より)。

7話のビーチ用車椅子。

10話の回想シーン。

そもそも毎回のエンディング。全部右から左です。
このアニメでは、基本的には右から左に物が動くのが正常な状態に思えます。
つまり、6話の病院での左から右のシーンは「イレギュラー」として捉えられます。
イレギュラーなシーンをいくつか挙げていきます。
1話の犬吠埼姉妹の帰宅途中のシーン。

風先輩に大赦からのメールが届き、「あれ、日常系アニメだと思ってたらなんか違うぞ?」という不穏さが漂う最初のシーンになります。
この直後(劇中では翌日?)に樹海化警報→時が止まる。いよいよもって日常系アニメじゃなくなります。
前々回も書いた、木の葉が止まるシーン。
![結城友奈は勇者である #01-02.mp4_snapshot_09.28_[2015.06.02_13.22.15]](https://wp.hrmux.com/wp-content/uploads/2015/06/6406f4d6eb56702b72e90ce086dc69b4-150x150.jpg)
左から右に吹いてくる木の葉が止まります。
10話の回想シーン(劇中内の時系列では1話の人形劇直後)

単体では日常この上ないシーンですが、時系列的にはこの後風先輩に大赦からのメールが届きますし、10話でのこの直後のシーンは例のハラキリ未遂です。
また、バーテックスが攻めてくるのは基本的に右側から(5話のみ真正面から登場)。
立ち向かう勇者部メンバーは左側から右を向く形になります。
11話ラストで東郷さんが神樹に攻撃するのも右側からですし、

もちろんそれを止める友奈は左側です。
勇者が左から右を向くのは、何かしらの困難に直面している、ということになりそうです。
で、それに対して12話のBパート。
![結城友奈は勇者である #12.mp4_snapshot_17.24_[2015.06.02_13.24.11]](https://wp.hrmux.com/wp-content/uploads/2015/06/fcf8d9536b121a50ea285bc7339ca155-150x150.jpg)
友奈が目覚める直前に吹く風は右から左。
右から左を向いている、右から左に移動しているシーンは、日常へと帰っていく印象を与えるのではないかと思います。
じっくり見てくと例外はいくつも見つかりそうではありますが……とりあえず今回調べた中ではそんな感じを受けました。


