「結城友奈は勇者である」の前日譚、「鷲尾須美は勇者である」、オフィシャルサイトで全8話のうち4話まで、および5話〜8話までの前半部を公開中。
全8話+書き下ろし1話を一冊にまとめた書籍が12/19に発売する模様。
(書籍版を読んだ話は短文ですがこちらにあります)
ニコ百の該当項目や掲示板も張り付いて読んだりしてた。全部ではないけど。スピード早くて追いつけないし。
以下の文章はアニメ結城友奈の9話まで、鷲尾須美の4話までと5話以降のあらすじについてのネタバレがあります。ご注意を。
アフィリエイト挟んでネタバレ防止します。
さて、とりあえず現段階で確かなことをまとめよう。
鷲尾編。
時代は現代より数百年後の神世紀298年。日本(世界?)は死のウイルスのせいで四国以外滅んでいる。四国は神樹の力で守護されている。
ウイルスはバーテックスという形で四国にも攻め込んでいるが、大赦関係者・勇者を除く一般人はその事を知らない。
鷲尾須美ら三人の勇者がバーテックスから四国を守るために戦っていた。この頃の勇者システムには満開機能や精霊は存在しない。
仲間の一人、三ノ輪銀は戦闘で鷲尾・乃木をかばって死亡。
銀死亡後、勇者システムはアップデートされ、満開と精霊の機能がつく。以後、鷲尾・乃木の二人はその勇者システムで四国を守ることになる。
戦闘のさなか、満開→散華で鷲尾は記憶を失い脚の自由を奪われる。
乃木は満開→散華を10回以上繰り返し、アニメ版8話の状態となる。
なお、この戦闘の際に大橋は破壊された。(アニメ8話で乃木と友奈・東郷が会話しているのは、この大橋のそばの社)
言うまでもなく鷲尾須美=東郷は確定。
以上が「鷲尾須美は勇者である」にて起きた出来事である。
乃木による「勇者御記」の穴埋め。黒消しが戦後の教科書を彷彿とさせる。
ニコ百がまとまってて読みやすい。
・1話 298年4月25日
「生命」を「犠牲」にして、あるいは「身体」を「供物」にして、が妥当と思われる
・2話 298年5月15日
「災いして」「玉砕」あるいは「戦死」どちらにしても銀が死んだのは事実であるようだ
・3話 298年6月20日
難しい。バーテックスが「?」に「作」られたモノ。?に入るのはたぶん1文字。「神」だろうか。作られたは「操」られたの可能性もある。
・4話 298年7月10日
「300年前」である「平成」の時代かな。詳しい年代は不明だが、バーテックスが襲って来る前、私たちが今住んでいるこの時代のことを指しているのだろう。
・5話 298年7月12日
友の犠牲と引き換えに「満開」or「精霊」の「力」を手に入れた
・6話 298年8月12日
いつの時代も「傷痍軍人」or「人身御供」or「生け贄」には優しいのだ
・7話 298年9月21日
難しい……恐らくこの作品群の核に関わっている。
・8話 298年10月
体を神樹様に「?」しながら戦い続けること。
わっしー……今は「東郷」さんか。
なお、「御記」(ぎょき)とは「天皇や貴人の書いた日記・記録」と辞書にある。
友奈編(アニメの方)。
鷲尾編の2年後。神世紀300年。
友奈は、秘密裏に検査されていた勇者適性で四国最高の値を叩き出していた。その元に送り込まれたのが東郷、犬吠埼姉妹、(少し遅れて)夏凜。
大橋での戦闘の際に犠牲者となったのが犬吠埼姉妹の両親。風(姉)は敵討ちのために勇者部を作り、仲間を集める。
樹(妹)は大好きな姉ともちろん一緒の部活に入る。バーテックスや勇者システムのことなど知らないまま。
三ノ輪銀の装備を改造(満開システムの組込が主だろう)装備しているのが夏凜。撤退していたバーテックスが復活し、再襲来してきた際に送り込まれることになる。
こうして、バーテックスや大赦とは直接的にも間接的にも関係ないままなのは友奈のみ、という状況ができあがる。
ここまでは「結城友奈は勇者である」開始時点で起こっている事実と捉えてよいだろう。
神樹は何を何から守っているのか、大赦とは何を赦すのか、バーテックスはなぜ敵にも関わらず、Vertex=頂点と呼称されているのか。謎は多い。
聖闘士星矢よろしく、これまでのバーテックスは黄金聖闘士のようなもので、他にももっとたくさん存在しているのか。
んー、まとまらないけど、とりあえずここまで。