またBSの番組でアレなんですが、BS11で火曜夜19:00の柳家喬太郎のようこそ芸賓館がとても良い番組です。
※2016/07/09追記
「柳家喬太郎のようこそ芸賓館」は2015年度末(2016年3月)で終了し、「柳家喬太郎のイレブン寄席」が始まりました。
毎月第2,第3月曜日のみと放送回数は減ってしまいましたが、独特のゆるい雰囲気は相変わらずです。
放送時間は6月までは23:00~、7月からは22:00~と変わりましたのでご注意を。
※2018/06/11追記
「イレブン寄席」も3/21の放送で最終回になってしまったそうです。後続の番組はとりあえず無いようで。
ゲストに芸人さん数人を呼んで、司会の柳家喬太郎師匠とのトークと、その芸人さんの一席が半々くらいという内容。
あ、喬太郎師匠をご存じない方はとりあえずこの辺見てみるとよろしいかと。
落語で「バルタン星人」て単語が出てくるの初めて聞いた……
喬太郎師匠自身が落語家ということもあって落語家のゲストが多いですが、昨日(10/7)の放送などはお囃子の方(恩田えり師匠)がゲストとして登場し、ウルトラQやらゴジラのテーマを三味線で弾くというカオスな状況になってました。
ちょっと前の放送では落語家二人でモスラを召喚してました。
先ほどの「バルタン星人」でも分かる通り、喬太郎師匠はゴジラやウルトラマンなど特撮モノが大好きな方です。赤と銀のウルトラマン配色の羽織も作って、円谷プロがらみの仕事もしたことがあるという筋金入りっぷり。
前に紹介したSONG TO SOULもそうでしたが、芸人さんのネタ中はCMが入りません。
落語の長いネタになると30分以上になりますが、その場合ももちろんCMは入りません。これはBSの番組ならでは、なのですかね。
で、その一席の前後のトークがまた良い。「どういう経緯でそのネタをやろうと思ったのか」「誰から教わったのか」「師匠について」「弟子について」などなどのマジメな話から、それこそモスラを呼ぶようなどっかおかしい話まで。
このトークのおかげでそれまで知らなかった話や落語家についても「面白いなこれ。聞いてみようかなあ」なんて思えて、そこがまたありがたい。
ちなみに今一番聞いてみたい落語はこれ。
柳家喬太郎「本当は恐い松竹梅」
林家彦いち「厩大火事」
どんな話だよ