「けものフレンズ」7話まで見た

一応7話までのネタバレ注意ということで。

【オープニング】
サビの後半で海に沈む夕日を見ているかばんちゃんのところで、
・木材を持って声をかけるサーバル
・ロープを持って近づいてくるラッキービースト
が出てきます。

木材は5話でログハウスを建てるのに使用しているし、ロープは2話で橋を渡すのと、3話でトキとかばんちゃんの命綱に使用していますね。
木材とロープ、組み合わせるとイカダができますね。パークの外に出るような展開になるのかどうか。
あと、既存の移動手段が閉ざされる(6話なんて岩一個だけなのに)とすぐフリーズするラッキービーストが、新しい移動手段作りを手伝っている、というのもポイントではないかと。

7話でオープニングの一部が変わりました。
オッドアイのキャラも気になりますが、とりあえずはキタキツネ(三森すずこさん=ゆゆゆの東郷さん)の登場回を楽しみにしていよう。

【トキの歌声への反応】(3話)
サーバル……「ち、力強い、ね……」(思いっきり言葉を選んでいる)
かばんちゃん……「羽根がフサフサしてて、とってもキレイでした」(歌声に触れていない)
ラッキービースト……(そもそも歌声をある程度聞いた段階で倒れている)

注目するべきなのはやはりラッキービーストの反応で、フレンズをまったく認識できてない訳では無いんですよね。(とはいえ、フレンズの行動や声を認識してるのではなく、「音波」として反応してるだけかもしれませんが)
あと、サーバルたちとは逆に、トキの方がラッキービーストを認識できてないような。倒れてるところしか見たこと無いのかもしれない。除草してるラッキービースト見て驚いてるし。

【スナネコ】(4話)
奥の穴にバスを通すために砂を掘ってる時の鼻歌が、ED「ぼくのフレンド」のサビ部分に聴こえる。中の人(みゆはん)も同じ。

これはその内買います。

【ビーバー・プレーリードッグ】(5話)
ビーバーの声には返答をしないまでも、ラッキービーストがそれなりに反応してるように見える。
狭いところが落ち着く、目立たないようにする、という点にかばんちゃんがものすごい同意してる。

プレーリードッグの口調が秋山優花里(ガルパン)っぽいなーと思っていたら、中の人(大空直美さん)は、知波単学園の福田の中の人であった。

異種間の交流でそれまで作れなかったものが作れるようになるのは、ドリフターズ(平野耕太)から戦闘要素を抜いたような感じがある。
ドリフターズに限らず、異世界モノの定番ではありますが。

【ライオンvsヘラジカ】(6話)
サブタイトル「へいげん」は、「平源」で源平合戦を意味しているのでは?というのをついったーかどこかで見たような。

アバンタイトルの緊張した雰囲気からの
「サバンナだよ!」「えーと、武器を持つ方が東だっけ、太陽が右でしょ……?」
この弛緩っぷりがたまらん。

オーロックスとオリックスの持ってる武器は、元になった動物のツノが元になっている気がする。
オリックスのツノ、カッチョ良い>動物図鑑/ウシ科の角の形

ライオンの、戦った回数→「51回かなー」勝った回数→「51回だねー」
つまり、かばんちゃんとサーバルが手助けして、終わりになった合戦は52回目。
週に一度合戦があったとすると、52週(約一年)。意味のある数値のような気がする。

ヘラジカがものすごい突撃脳で、おっこれは知波単学園の西隊長(ガルパン)かな?って思ったら、國府田マリ子さんでした。おおお大御所。
対するライオンは本多真梨子さん(日常の相生祐子など)。ライオンがのんびりモードに切り替わった時に、ニコ生のコメントでゆっこゆっこ言われてたのはこれだったのか。最上川。

カメレオンが透明になる→「すごーい!」→マキビシ→ウカツ!のあたり、めっちゃ笑った。
かと思えば、負けるつもりだったライオンがヘラジカに影響されて、本気モードで戦うあたりのバトルはアツい。
ここの三味線・尺八の和風BGMも緩急がとても良い。サントラ出るなら欲しい。

そいえば、このライオンの城、滑り台がついてます。

3話の人力ロープウェイといい、4話の巨大迷路といい、サンドスター関連を除くとこのパークのアトラクションってどうにもアナクロなんですよね。
3話の太陽電池で茶を出すカフェや、バッテリー駆動のバス(自動操縦可能)が一番ハイテクなのでは。

ハイテクと言えば、ラッキービーストの汎用ロボっぷり(状況に応じた道案内や動物紹介、無線での車操作、音声認識、羽根や地下迷宮を認識してのモード変更、草むしり)。
GPSやWi-Fi、Bluetooth/iBeacon、Siri、NFCなどの技術を組み合わせればできなくはないもの(草むしりはルンバの延長ということで)ではあるけど、今現在の技術でここまで自律的な動作をするロボットは作れないでしょう。

そして溜めて溜めてからラストにブッ込んでくるハシビロコウ。
EDに続いてこちらもぶち込んでくるアライさんとフェネック。
各話とも引きが大変に強い。

【食べ物関連】(7話)
・ジャパリまんには原料の野菜がある(香辛料もあるらしい)
・野菜から直接調理をすることも可能(できるもんなら)
・ジャパリまんの栄養分は動物ごとに配合されている
・調理中、刃物がいっさい出てこない(スプーンはある)
・BGMが3分間でクッキングするアレにそっくり
・かばんちゃん以外は火を怖がる
カレーはさすがに野菜カレー
最後のはちょっとホッとしました。
いや、真正面からソイレントで切り込んでくるアニメじゃないことは分かってきましたが。

【かばんちゃん】
7話Aパート冒頭、クイズ問題の書いてある看板を見て唐突にそれを読みだすかばんちゃんは、サーバル視点からすると2話や4話のラッキービーストのように見えたのでしょうね。

「文字が読める」「火を起こすことができる」(+コノハズク博士が「ヒトです」って言ってた)から人間は確定として、「人間」なのか「人間のフレンズ」なのか。
とりあえずここでは人間のフレンズ、として話を進めます。

3話、トキの「私、元々大きい羽根だったし、この羽根は動物だった時より便利に飛べるの」というセリフから、トキには記憶が残っている事がわかります。

説を2つ考えました。
・哺乳類/鳥類/爬虫類などの区分によって記憶の有無が変わる
・元の動物の残存数によって記憶の多寡が変わる
後者だとすると、
トキは個体数が少ない分だけ記憶が多く残っている

かばんちゃんが記憶喪失になっているので、ヒトの個体数は多い
ということになるのではないかと予想します。

では、なぜジャパリパークにはヒトがいないのか?
上でも書いた通り、このパークのアトラクションは大変に古臭いのです。
つまり、「近所に最新設備を整えた別のパークができて、客が来なくなって潰れた」のがツチノコの言う「例の異変」なのではないかと。
で、もはや誰も管理していない大昔のジオシティーズのサイトのごとく放置されてるのがジャパリパーク。更新はされてないんだけどBBSだけ動いてる、みたいな状態。
(もしくは、「廃墟の中で遊ぶ」事を目的としたパークとして作り直してる最中なのかもしれない)

かばんちゃんは何者か?
これはもうオフィシャルサイトにある通り。

ある日、パークに困った様子の迷子の姿が。

迷子なんですよ。
紙飛行機を折ったり、虫めがねで紙を燃やしたり、ひらがなが読めたり、ということは幼稚園の年長さんか小学校の低学年くらいの幼児が迷子になって、もう使われていないパークの従業員専用の入り口から間違って入り込んじゃった、とかそういう。

アライさん達がかばんちゃんを追っているのは、迷子探しの依頼を受けたから。
「お宝が呼んでいる」(5話より)は、「迷子を見つけてくれたらジャパリまん半年分あげます」みたいな報酬があるのかもしれない。
(4話でツチノコがジャパリコインを見つけた時に「通貨っていうのはだな、今のジャパリまんのように色んな物と……」、5話でビーバーが「博士にジャパリまん3ヶ月分……」と言ってたりするので、ジャパリまんは食べ物兼通貨なのだろう。真・女神転生のマグネタイトみたいなものか)

しかし、この報酬の説を取ると、パークは放置されてるんじゃなくて誰か管理者がいる(少なくとも、報酬を出す人がいる)という事になりますね……まあ、その内明らかになるでしょう(投げっぱ

……そいえば、アライさんの持っているオレンジの羽根って、1話でセルリアンに襲われて悲鳴あげてたヒト(その後登場せず)の物だったりする?

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