13日の金曜日なのでジェイソンの話をしよう

2月、3月は13日が金曜日になるということでジェイソンの話でも書きましょう。

13日の金曜日シリーズはかつて、ホラー映画の代名詞のような存在だったと思います。
(東の横綱が13金、西の横綱がポルターガイスト、みたいな感じ。テキトーですが)
当時、怖い映画が苦手だった私は、親戚の家に泊まった際にちょうどポルターガイストをテレビでやってるのを見て、すげーイヤな気分になった記憶があります。

妄想で鏡に映った自分の顔が溶けていくシーンとかね、夢に見そうな感じ。
(同じ頃見たゴジラ(1984)の巨大フナムシのシーンと同じくらいイヤでした)
今見てみるとなんでこれが怖かったのか、と思うようなマイルドな映画なんですけどね……

一方の13日の金曜日(のどれか)。こちらも親戚の家で見ました。当時はテレビでホラー映画やるのも普通でしたし……というか、とはいえこの親戚の家はまたホラー映画好きだったんだね。
今となってはシリーズ中のどれだったかも思い出せませんが、のっしのっしと歩いてくるジェイソンから全速力で走って逃げているのに、逃げた先で待ち構えていたジェイソンにズンバラリと殺られるシーンを見て、恐怖とかイヤだ、とかではなく、ものすごい理不尽さを感じたものです。

で、それから十数年。怪獣映画を経て、映画半可通のドリル青年(まさかの再登場)はフレディvsジェイソンが公開されることを知ります。

これは見なければ!とよく分からない義務感に駆られたドリル青年は、レンタル店にて13金シリーズとエルム街シリーズを一気見しようとしますが、時間が足りなくて、中途半端に見た状態で映画館に向かいます。

「フレディvsジェイソン」は一種の奇跡のような映画でした。最高の映画の内の一本に数えられます。かつて存在した「ちみどろあんこくちたい」というサイトの引き写しのような文章になってしまいますが、そう思ったのです。
もう10回以上は見ていますが、最初から最後までまったく緩まずに突っ切る勢いがあって、何度見ても飽きることがありません。
ラストシーンはまるで海に帰っていくゴジラのごとく。サイズこそ人間大ですが、確かに怪獣対決映画ですよこれは。

対決映画という、イロモノになってもおかしくない「フレディvsジェイソン」がガチ寄りなストーリーであるのに対して、その前年に公開されている「ジェイソンX」は、とことんネタ側に振り切った映画になっています。
ジェイソン!コールドスリープ!宇宙!アンドロイド!カンフー!とかそういう。

ナイスセルフパロディ!としか言い様がありません。

この2本の映画は方向性こそ真逆であるものの、どちらも
「お前ら、こういうジェイソン、こういうホラー映画が見たかったんだろ?見せてやるよ腹いっぱい!
というサービス精神に満ち溢れた、最高のスラッシャー映画です。正直、13日の金曜日シリーズを1作も見ていなくても、「フレディvsジェイソン」と「ジェイソンX」の2本さえ見ておけばそれで良いとすら思います。
オススメできる相手は限られますが、一部のファンにとってはたまらない作品です。
もっとも、この映画を見て「最高だ!」と思える方はとっくに見てるとは思いますけどね。

というかさ、この名作2本が廃盤ておかしいだろ。ブルーレイで出せよう。




お勧めはまったくしないのですが、「ジェイソンZ」というスットコ映画(原題はshredder「シュレッダー」であり、ジェイソン、微塵も関係ないです)も存在します。
B級映画好きが複数人集まってツッコミ入れながら見ればおもしろいと思いますが、関連作品だ!と息巻いて見た人は死にたくなるんじゃないかと思うほどどうしようもないです。


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