【ゆゆゆ関連 16】左右の配置

Dlifeでの再放送も終わっちゃいましたね。
今回は最終話を見てて、ふと気付いたことなど書いていこうと思います。

ビジュアルファンブックは6/30、明日発売です!……なぜかもう手元にあるわけですが、一応中身については正式発売日が過ぎてからということで。

まずは6話から。
検査入院する東郷さんを、友奈が病室へ連れて行くところ。
6A_病院の廊下1 6A_病院の廊下2
左から右に移動しています。

こちらは12話。
12B_病院の廊下1 12B_病院の廊下2
東郷さんは友奈の病室に向かう際、画面の右から左に移動します。
この後のシーンで松葉杖が一本になっても同様です。

他のシーンも調べていくとこれがなかなか手が込んでまして……
6B_夏凜
夏凜の海辺での鍛錬(この画像は6話より)。
7A_海用車椅子
7話のビーチ用車椅子。
10A_桜の中を散歩 10A_勇者部勧誘
10話の回想シーン。
ED
そもそも毎回のエンディング。全部右から左です。

このアニメでは、基本的には右から左に物が動くのが正常な状態に思えます。
つまり、6話の病院での左から右のシーンは「イレギュラー」として捉えられます。

イレギュラーなシーンをいくつか挙げていきます。

1話冒頭の人形劇。
1A_人形劇
勇者の配置は左側。

1話の犬吠埼姉妹の帰宅途中のシーン。
1A_橋
風先輩に大赦からのメールが届き、「あれ、日常系アニメだと思ってたらなんか違うぞ?」という不穏さが漂う最初のシーンになります。
この直後(劇中では翌日?)に樹海化警報→時が止まる。いよいよもって日常系アニメじゃなくなります。

前々回も書いた、木の葉が止まるシーン。
結城友奈は勇者である #01-02.mp4_snapshot_09.28_[2015.06.02_13.22.15]
左から右に吹いてくる木の葉が止まります。

10話の回想シーン(劇中内の時系列では1話の人形劇直後)
10A_回想_人形劇直後
単体では日常この上ないシーンですが、時系列的にはこの後風先輩に大赦からのメールが届きますし、10話でのこの直後のシーンは例のハラキリ未遂です。

また、バーテックスが攻めてくるのは基本的に右側から(5話のみ真正面から登場)。
立ち向かう勇者部メンバーは左側から右を向く形になります。
11話ラストで東郷さんが神樹に攻撃するのも右側からですし、
11B_神樹を攻撃
もちろんそれを止める友奈は左側です。
勇者が左から右を向くのは、何かしらの困難に直面している、ということになりそうです。

で、それに対して12話のBパート。
結城友奈は勇者である #12.mp4_snapshot_17.24_[2015.06.02_13.24.11]
友奈が目覚める直前に吹く風は右から左。

12B_演劇
演劇では、魔王が左。勇者は右から左を向く形に。

右から左を向いている、右から左に移動しているシーンは、日常へと帰っていく印象を与えるのではないかと思います。
じっくり見てくと例外はいくつも見つかりそうではありますが……とりあえず今回調べた中ではそんな感じを受けました。

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